ラトビア
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バルトの光を探して

エストニア、ラトビア、リトアニア特集。

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    MESSAGE & COLUMN of LATVIA

    2020/6/12 Posted

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    ダツェ トレイヤ・マスィ

    駐日ラトビア大使

    -ラトビア人のDNAには音楽が流れている―

    みなさん、こんにちは!ラブディエン(ラトビア語)!

    2017年より駐日ラトビア大使を務めています、ダツェトレイヤ・マスィーと申します。今回、日本に住むラトビア人の視点から、皆さんにラトビアの夏至と伝統の民族音楽についてご紹介出来ることをとても嬉しく思います。

    我々ラトビア人のDNAには音楽が流れているがごとく、ラトビアは歌うことで独立を取り戻し、これまで多くの音楽家が国際的に高い評価を得てきました。ラトビアの人々が「歌う民」と呼ばれることは決して不思議なことではありません。我々は喜びと共に歌い、そしてまた、悲しみと共に歌うのです。5年に1度開催される歌と踊りの祭典は、我々ラトビア人の大きな誇りです。40,000人以上の歌い手と踊り手が一堂に会する同祭典は、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されています。また、日本人で構成されながらラトビア語の歌のみを歌う合唱団「ガイスマ」が、厳しい審査をくぐり抜けて東京から参加を続けていることは、駐日ラトビア大使として大変嬉しいことです。

    夏至のお祝いJāņi(ヤーニ)の時、私たちは伝統あるラトビアの民謡「ダイナ」を歌います。これは日本の短歌に似ています。また、ラトビア伝統の楽器クアクレでもよく演奏されます。これは日本の琴に似た楽器です。「リーゴ」と呼ばれ、神秘的な力を持つと信じられる特別なダイナは、ラトビアで最も短い夜の一つ6月23日から24日にだけ歌われます。(日没:午後10時・日の出:午前4時半頃)ラトビアでは、この日をバルト海の海岸沿いで祝う人が多くいます。なぜなら、海岸沿いは真っ暗になることがなく、太陽は沈むとまたすぐに昇るからです。古代ラトビアの民話では太陽は女神として伝えられており、この女神はダイナにも多く出てきます。自然を崇拝する日本の神道の考え方と似ているのは、興味深いことではないでしょうか。「リーゴ」の歌は日の出まで焚火の周りで響き渡り、全ての罪と不幸を焼き払い、幸運、健康、幸福をもたらすと信じられています。キャラウェイシードの入った特別なチーズを食べ、地元のビールを楽しみます。人々は民族衣装を身にまとい、女性はハーブの花でできた花冠を、男性は繁栄と生命の再生を象徴したオークの葉の冠をかぶり、歌と共に太陽の恵みを祝い感謝して、特別な時を過ごすのです。

    最後になりますが、この困難な状況下、人々に明るい希望を与える素晴らしい機会作りにご尽力くださった実行委員の皆さまに心より御礼申し上げます。

    さあ皆さん、前向きな想いを音楽にのせ、太陽をそして夏至を共に祝いましょう!リーゴ!

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    2020/7/1 Posted

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    ボイツェホブスカ・アルタ

    Arta  Voicehovska

    東川町 ラトビアの国際交流員

    北欧バルト3国の真ん中に位置するラトビアは北海道より少し小さく、人口は札幌とほぼ同じです。世界で最も女性の背が高いことでも有名です。自然が多い国ラトビアは歌と踊り大国でもあり、5年に一度開催されるラトビア人にとって大切な歌と踊りのお祭りがあります。2003年に無形文化遺産になった「歌と踊りの祭典」です。1873年の初開催から、これまで26回開催されました。2018年に最後に開催された祭典には過去最大の参加者数である4万人が集まりました。次の「歌と踊りの祭典」開催年は2023年です。

    バルト三国で最も大きい都市であるリガの旧市街は美しい建築に彩られた雰囲気豊かな北欧のリトルパリと呼ばれています。また、リガはクリスマスツリーを初めて飾った都市としても知られており、アールヌーボー建物が非常に多い事が特徴です。アールヌーボー建築は、リガ中心部の建物の約3分の1を占めており、ラトビアの首都は、世界で最も多くのアールヌーボー建築が集中している街です。

    四季のはっきりした国ラトビアは季節によって様々な魅力に溢れており、長期滞在でゆっくり楽しむ、また時期を置いて何度も訪れるのに最適です。

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    2020/6/9 Posted

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    紺野 万里 Konno Mari

    歌人 / NHK学園短歌講師

    「短歌はダイナと似ていますね」と何度も言われました。ラトビアの詩祭で短歌朗読コンサートをした時のことです。ダイナは古くからある定型詩で、『万葉集』のような本にもなり、現在でも詠まれ歌われているとのこと。長さも似ているので短歌型式の日本語に翻訳を始めました。

     

    ・歌ふために生まれて生きて歌と共にわれは眠らむ白砂の塚に

     これは2018年12月放映のNHKBS「ラトビア100年物語―歌と踊りでつないだ誇り」の

     オープニング、4万人の大合唱で歌われました。他にも、

    ・人生の苦しさ増せばなほ高く歌ふわれなり涙をぬぐひ

    ・人に言へぬわが悲しみを風にだけ告ぐれば風は水に放ちぬ

    など。次歌集に日本語訳を入れ、現地で朗読できたらと思っています。

    ◇歌集に『星状六花hoshijo-rokka』(日本語・英語・ラトビア語)他

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    2020/5/25 Posted

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    溝口 明子 Akiko Mizoguchi

    ラトビア雑貨専門店SUBARU 店主

    関西日本ラトビア協会 常務理事


    緑溢れる美しい大地、中世の雰囲気が残る旧市街、荘厳なアールヌーボー建築群と木造建築群、個性ある地方の村々、世界有数のオペラやオーケストラ、職人さんが丁寧に作る伝統工芸品、美味しく見目麗しい料理、ラトビア人の叡智が詰まった民謡・・・魅力は色々ありますが、結局のところ根源は、激動の歴史に翻弄されながらも民族としての誇りを保ち続けたラトビア人にあるのだと思います。自然と歌を愛し、四季の移ろいに添った生活を楽しみ、お洒落な感性で日常を彩り心豊かに過ごすラトビア人といると、「私もこうありたい」と感じます。

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