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#35 「ラトビアの立春祭」



Metens /Auļi

ラトビアのバグパイプ&ドラム 10名編成される民族トランスバンド「アウリ」が、立春祭メテ二のストーリーを音楽と共に動画で紹介しています。映像のストリートと合わせてお楽しみください。


Budēļiとは穀物畑に住んでいると言われている豊かな土地や安産、妊娠の精霊のことを表します。毎年秋に農業を営む人々は五穀豊穣の神であるJumisを捕まえるため、特別な儀式を行い、捕まえた後、冬の間はJumisを寝かし付けました。 2月に行われるMETENI(メテ二/立春祭)は五穀豊穣の神Jumisを再び目覚めさせるお祝いなのです。このお祝いの中で、Budēļiが姿を現わすことは春の到来が近いということを意味します。Budēļiの姿形は「土地を目覚めさせるBudēļiなのか」、「人々を目覚めさせるBudēļiなのか」によって異なります。

畑を耕し、植え、刈り取る作業は昔から男性の仕事とされてきました。そんな理由からBudēļiの衣装は男性のみ着用することが出来ます。 メテ二では、Budēļiは家から家へ、農場から農場へ、畑から畑へ様々な儀式を行いながら、畑、家畜